人間の行動の95%は無意識が決める
と言われていますが、
私たちが感知できるのは顕在意識のみ。
そして、ヒトの感情・感性・心身の状態を
評価する手法は、未だ発展途上です。
当社は、これまで培った脳波に関する経験とノウハウで、
お客さまと共に、その未開の領域を探索する
取り組みをサポートいたします。
脳波活用支援サービスの3つの特徴
1. 簡易にかつ正確に脳波を計測
脳活動を捕捉するための手段として、電磁波を利用した磁気共鳴機能画像法 (fMRI) 等が用いられてきましたが、計測コストが高額であり、また被験者が横たわった状態で測定するため、適合しない調査対象もありました。
そこで、新たな技術的な選択肢として、脳活動の時系列活動を収集できる、簡易な脳波計測機が注目されており、PGVのパッチ式脳波センサは、簡易でありながら精度の高い脳波計測を可能にしています。
2. 脳波データを処理・解析するノウハウを蓄積
膨大な時系列データである脳波を効率的かつ効果的に解析するため
①ノイズ処理
②周波数解析
③アノテーション
などの前処理能力が極めて重要です。
当社では十分な経験を有する技術スタッフが対応します。
また、脳波データの意味付けをするための統計解析・AI解析 (機械学習、深層学習) においても、当社データサイエンティストが的確な解析を実施いたします。
3. 脳波サイエンスの専門家ネットワーク
ブレインテックに関する科学的な知見は年々蓄積されていますが、未だ発展途上の段階です。
お客様が検証されたい課題に対して、脳波や他の生体信号の解析をどのように活用すべきか。
大阪大学をはじめとして、脳科学・AI・医学・睡眠などの各分野において、当社が保有する専門家ネットワークを活用して、最適な解析アプローチを検討・提案いたします。
支援サービスの進め方
脳波活用支援サービスはすべて受託契約にて、
お客様のご要望に合わせ、プラニング、カスタマイズいたしますが、
標準となる提供プロセスをご紹介します。
1.試験計画の提案
お客様との意見交換を通じ、お客様の課題を理解し、課題解決に向けた脳波試験・解析アプローチや実施ステップを検討します。
検討結果を基に、脳波試験計画・プロトコルの概要や費用を提案いたします。
2.試験計画の確定・契約
脳波試験計画・プロトコルを確定し、外部CROの選定を含む実施体制を整備したうえで、脳波試験に係る契約を締結します。
3.試験準備・実施
試験準備として、的確にデータ収集ができるよう詳細な試験運営手順を作成し、予行演習をします。
また、倫理審査の実施、脳波計の装着などをサポートいたします。
4.解析・報告
脳波試験から得られたデータを整理し、機械学習を用いたAIモデルの構築、AIデータ解析や統計検定を実施します。
その結果をまとめ、報告書として作成し、報告会を行います。
5.フォローアップ
試験結果に基づき、論文作成、学会発表への取り組みや次ステップの試験計画策定を支援します。
上記ステップ4の「AIモデル解析・評価方法」の例
①AIモデルの判定精度の評価:
正確度・F値を算出し、調査対象の脳波への影響を調査
②脳波の影響度の詳細確認:
寄与度を調査することで脳波のどの部分の影響が強いかを調査
モデル共通の脳波の7因子
既存AIモデルのカスタマイズ導入支援サービス
フルカスタムな脳波AIモデルの構築だけでなく、
当社で知見を保有する既存のAIモデル
- 快・不快 感情の可視化モデル
- 疲労の可視化モデル
のカスタマイズ導入についてもご相談いただけます。