2023年12月25日
この度、睡眠ステージの自動判定を行う脳波AIモデルを更新し、実装しましたのでお知らせします。
当社の睡眠解析サービスにおいて、既に脳波による睡眠ステージ判定AIモデルを実装していましたが、この度、合計49人の被験者からPSG(終夜睡眠ポリグラフ検査)データおよび当社脳波計による脳波データを取得の上、千葉伸太郎先生(太田総合病院記念研究所 太田睡眠科学センター所長)の監修の下、新たに睡眠ステージ判定AIモデルを構築しました。
PSG(終夜睡眠ポリグラフ検査)では、脳波、眼球運動、心電図、筋電図、呼吸曲線、いびき、動脈血酸素飽和度などの生体活動を一晩にわたって測定します。
現行のモデルからの最大の改善点は、新たなモデル構築に当たり、被験者として20~50歳代の男女を対象とし、年代、性別ともほぼ均等になるよう取得したデータを使用したことです。従来、睡眠ステージの自動判定を行う脳波AIモデルを構築する際には、当社を含め、20歳代男性を中心したデータに基づく構築が行われてきましたが、データの偏りを改善すべくこの度の更新を実施しました。
更新後の睡眠ステージ判定AIモデルの精度概要は以下の通りです。詳細につきましては、当社までお問合せください。
Accuracy(正確度):0.86
各ステージの判別精度:覚醒0.84、REM睡眠0.88、浅睡眠0.86、深睡眠0.84
※浅睡眠:non-REM 1およびnon-REM 2、深睡眠:non-REM 3
千葉伸太郎先生は、「米国睡眠学会では睡眠医療におけるAI導入について2020年にポジションステートメントを公開し、最終的に、AIを睡眠医療者の専門知識を組み合わせ、適切に活用することにより、患者の健康と福祉のための睡眠科学をさらに向上させる可能性について言及しています。本邦では、睡眠医療の医療資源(睡眠医療者、施設)の不足と偏在が課題の一つとなっており、AIと睡眠専門医療者の組み合わせは、本邦での睡眠医療の普及、啓発をすすめる大きなエンジンとなると考えます」。と述べています。
尚、本AIモデルの構築に係る取り組みについては、2023年9月15日~9月17日に開催された「日本睡眠学会第45回定期学術集会」において、研究成果の一部が発表されています。
2023年12月21日
京都市立西京高等学校附属中学校が実施する東京研修旅行の一環として、12月14日に同校在籍4名の生徒が当社を訪問されました。本東京研修旅行は、「未来社会で幸せをつかみ取るために、自分たちが考える理想の未来を実現するための方法を探る」ことを課題とされており、その主旨に賛同したものです。ブレインテックに関する生徒からの様々な質問に答えました。この度訪問された生徒の皆さんの未来を応援します。
2023年11月14日
2023年10月04日
当社は、10月11日(水)~13日(金)に開催される「healthTECH JAPAN 2023」に出展します。
会場では「パッチ式脳波計 HARU-2」の展示を予定しております。また、睡眠サービス及び、脳波AI解析クラウド「NAIS Entry」のご紹介も致します。
また、出展者ピッチセッションにも参加しますので、皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げております。
■出展のご案内
2023年09月29日
当社は、10月6日(金)-7日(土) の期間、大阪にて開催される「第14回 日本臨床睡眠医学会 学術集会」に出展します。
併設会場にて、「パッチ式脳波計 HARU-2」の展示を予定しております。
展示会場: 梅田スカイビル36階 タワーウエスト 36階 ホワイエ(小間番号:9)
展示日時:10月6日(金)9:00~17:00、10月7日(土)9:00~17:00
公式ページURL: 第14回 日本臨床睡眠医学会 学術集会(ISMSJ)
2023年09月15日
<登壇イベント概要>
2023年09月15日
2023年09月14日
パッチ式脳波計 HARU-2(認証番号:304AFBZX00012000、製品コード:4580770920037)について、2023年9月1日より保険適用開始となりましたのでお知らせします。
製品に関する詳細なお問い合わせ・ご相談は、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
2023年09月13日
当社は、9月15日(金)~9月17日(日)の期間、横浜市にて開催される「日本睡眠学会第45回定期学術集会」に出展します。
併設会場にて、「パッチ式脳波計 HARU-2」の展示を予定しております。