おはようございます。
さて、こちらが本日のわたし、ハルの睡眠解析レポートです。
PGVの睡眠解析サービスを使うと、計測したデータをスマホからアップロードして、1時間も待たずに、このレポートが自動生成されます。
以前わたしハルも、(自己紹介のとおり)睡眠検査技師として、PSG(睡眠ポリグラフ)で計測された睡眠データを解析していました。
睡眠の状態を知るために、ポイントになるのが、上のレポートで**「睡眠ステージ」**と書いてあるグラフ。
これを、正式名称では**「睡眠経過図」(ヒプノグラム)** と呼びます。
睡眠経過図
脳波をもとに、睡眠の状態を以下の5つの区分 (これを「ステージ」と呼びます) に分類して、計測時間中の変化を示したグラフです。
睡眠ステージは通常、睡眠検査技師が判定するのですが、
仮に一夜の睡眠で、6時間の脳波があるとすると、30秒の区間が合計 720区間。
720回、目視の判定をしていたのですね。
1夜分の睡眠だけで、です。 けっこう気が遠くなる作業ですが、いい思い出です。 (遠い目)
PGVの睡眠解析サービスではこのような時間と人の手間がかかる判定作業を、AIでおこない、1時間足らずでレポートを自動生成することができます。
睡眠検査技師の目視判定と比較しても、判定精度は約80パーセント。むむ、なかなかやりますな・・・
もちろん正確な診断のためには、PSGは必要ですし、睡眠検査技師の目視による睡眠脳波の解析も絶対必要なのです。
ですが、この手軽なパッチ式脳波計とAIを組合わせて、目的に合わせうまく使っていければ、とてもすばらしいのではないか?と考えています。
(そもそも睡眠検査技師なしでは、AIに睡眠脳波の解析を教えることもできないわけですから。でも、あの地道だった”ステージ判定の日々”を思えば、AIもすばらしい!)
2023.06.23
(つづく)
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