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2023年07月05日

脳波データの解析に係る取り組みが、ソニーネットワークコミュニケーションズの「Prediction One」の導入事例に掲載

この度、脳波AI解析クラウド「NAIS Entry」等で取得した脳波データの解析について、AI予想分析ツール「Prediction One」を活用した当社の取り組みが、ソニーネットワークコミュニケーションズのWebサイトに紹介されましたのでお知らせします。

■ソニーネットワークコミュニケーションズのWebサイトに掲載された導入事例は以下からご確認ください。
 https://predictionone.sony.biz/case/20pgv/


■AI解析クラウド「NAIS Entry」について
 脳波計測から、脳波AI解析までお客様ご自身で実施できるクラウド型サービスです。
 製品サービスの利用や特定活動の実施による影響度や有効性の初期検証や脳・神経性疾患の研究開発にご利用いただけます。
サービスの詳細はこちら

2023年07月03日

脳波FFTデータ(周波数特徴量データ)提供開始のお知らせ

2023年7月3日より、NAIS Manger をご利用のお客様に対して、脳波FFTデータ(周波数特徴量データ)のダウンロード機能の提供を開始しましたので、お知らせします。
※NAIS Managerとは: 脳波解析サービスをサポートするWebアプリケーション

脳波FFTデータの提供は、通常脳波計測 (Measure)あるいはNAIS Entryを利用して取得された脳波データが対象となり、NAIS Manger 画面(「計測データ」メニュー)よりダウンロードが可能です。

詳細は、下記Webページをご覧ください。
NAIS Managerガイド:https://www.pgv.co.jp/nais-manager/manual/home
製品FAQ:https://www.pgv.co.jp/support/faq

2023年05月08日

順天堂かゆみ研究センターによる痛みや痒みの評価を目的とした研究成果の発表

この度、ISID 2023におきまして、上皮生体電位をバイオマーカーとした痛みや痒みの評価を目的とした研究成果が発表されますのでお知らせします。 

ISID 2023」(開催日時:2023年5月10日~13日 
※ISID: International Societies for Investigative Dermatology(国際研究皮膚科学会) 

  • 発表タイトル:Pain digital biomarker detecting by epidermal biopotential flexible sensor and AI-based system(表皮生体電位フレキシブルセンサーとAIを用いたシステムによる痛みのデジタルバイオマーカー検出) 
  • 発表者:
    順天堂かゆみ研究センター:内海潤、冨永光俊、髙森建二
    順天堂大学医学部附属浦安病院精神医学講座:宮川晃一
    PGV:吉本 秀輔、リュウ イチョク
  • 発表日時:2023年5月11日 18:10
  • 会場:新宿NSビル 

参加等詳細は以下URLをご参照ください。 
https://isid2023.org/ 
http://www.jsid.org/meeting/index.html 

 

 

2023年05月01日

Windows PC対応版脳波計測アプリ「Win HARU-2」等リリースのお知らせ

2023年5月1日より、「Win HARU-2アプリ」、「Windows SDK」、及び「USBレシーバ」の提供を開始しましたので、お知らせします。

1.Win HARU-2アプリ (v1.0.0)
Windows PC上で脳波の計測・停止・波形確認が可能になります。
2.Windows SDK (v2.1.0)
SDK(Software Development Kit)のご利用により、お客様において更にカスタマイズしたアプリケーションの開発が可能になります。
※USBレシーバ (v2.000)
上記アプリ及びSDKを使用する際には、別途USBレシーバの購入が必要になります。
詳細は、下記Webページをご覧ください。
https://www.pgv.co.jp/technology-device/option

 

 

2023年03月24日

PGVファウンダー関谷教授が「2023 SID Honors & Awards」を受賞

2023年3月20日にSID(The Society for Information Display)より、当社ファウンダーであり大阪大学産業科学研究所の関谷毅教授への「2023 SID Honors & Awards」(Jan Rajchman Prize)の授与が発表されたことをお知らせします。

SIDは世界最大のディスプレイ学会でIT産業界に大きな影響力を持ちます。関谷教授のフレキシブル電子デバイスに係る先駆的な研究成果が本受賞の理由です。関谷教授は伸縮性と適合性を備えたディスプレイとセンサの研究を時代のはるか先に前進させたと評価されました。

当社は、関谷教授の研究成果をパッチ式脳波計として製品化するととともに、AIを用いた脳波データの活用を進めることで、ブレインテックの未来を創造してまいります。
SID発表:https://sid.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/msid.1376

2023年03月10日

東京大学大学院による機械学習に基づく脳波を用いた基本味の評価に係る研究成果の発表

この度、当社のパッチ式脳波計を使用した味覚に係る研究成果について下記学会で発表されます。

  • 「日本農芸化学会 2023年度広島大会」※オンライン開催
  • 発表タイトル:「機械学習技術による前額部脳波を用いた基本味の評価」
  • 発表者:
    東京大学大学院農学生命科学研究科応用化学専攻:町谷 碧、森 安珠、笠原 洋一、上田 玲子、阿部 啓子、朝倉 富子
    PGV株式会社:リュウ イチョク、吉本 秀輔
  • 発表日時: 2023年03月14日 14時30分~
  • 会場:ミーティングルーム H

    参加等詳細は以下URLをご参照ください。
    https://www.jsbba.or.jp/2023/


 

 

 

2023年02月02日

大阪大学による脳波と深層学習に基づく認知症判別に係る研究成果の発表

この度、大阪大学大学院医学系研究科 精神医学教室を中心とする研究チームにより、脳波による深層学習を基にした認知症の疾患判別を試みた研究成果に係る論文がNeuropsychobiology(Impact Factor = 12.3)誌にて公表されましたので、お知らせします。 

本論文においては、健常者群と認知症群(アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、及び特発性正常圧水頭症)の判別精度は87.7%と両群の間で高い識別精度が達成されたことが報告され、脳波が認知症疾患のスクリーニングと診断支援に役立つ可能性が示されました。 

本研究においては、全頭型の脳波計により計測された脳波が用いられましたが、当社は、現在、従来の医療用脳波計に比べ、より低コストで簡便性の高いパッチ式脳波計を用いて取得される前額部脳波を用いた認知症の判別AIモデルの構築を目指した臨床研究を大阪大学大学院医学系研究科 精神医学教室と進めております。脳波を用いた認知症の診断支援の新たな手法の実現に向け取り組んでまいります。 

  • 論文タイトル:“Precise Discrimination for Multiple Etiologies of Dementia Cases Based on Deep Learning with Electroencephalography” (脳波による深層学習に基づく認知症症例の複数の病因の正確な判別) 
  • 著者:Hata M, Watanabe Y, Tanaka T, Awata K, Miyazaki Y, Fukuma R, Taomoto D, Satake Y, Suehiro T, Kanemoto H, Yoshiyama K, Iwase M, Ikeda S, Nishida K, Takekita Y, Yoshimura M, Ishii R.,Kazui H, Harada T, Kishima H, Ikeda M, Yanagisawa T 
  • ジャーナル名:Neuropsychobiology 

 

2023年01月11日

SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術成果報告にて当社技術部部長が発表します

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP、科学技術イノベーション実現のために創設された国家プロジェクト)の一つの取り組みである「SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術」の成果報告会にて、当社が参画した研究活動の成果を発表いたします。

<報告会概要>
報告会名:SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術成果報告会「『食のサステナビリティー』と『循環型社会』への取組 in メタバース」
発表タイトル:食によるヘルスケア産業の振興「食を通じて健康維持増進をはかる」(メイン会場 展示5)

発表者:技術部部長吉本秀輔
日時:2023年1月13日(金)10:00~17:00
アーカイブ配信期間:2023年1月14日(土)~20日(金)

参加申し込み等詳細は以下URLをご参照ください。
https://sip-smartbio.jp/

当社のパッチ式脳波計*を用いた農研機構SIPプロジェクトについてはこちら
*農研機構SIPプロジェクトで使用した脳波計は非医療機器です。

 

2022年12月19日

最近の学会における研究成果発表について(2022年11月)

当社のパッチ式脳波計を使用した研究成果について下記学会で発表されました。

研究実績の詳細はこちらをクリック

  • 第29回 日本未病学会学術総会 2022年11月12日~13日
    • 「タスク実行に伴う疲労感、ストレス状態の評価における簡易型脳波計活用の検討」

  • 第39回 センサ・マイクロマシンと応用システム シンポジウム 2022年11月14日~17日
    • 「パッチ式脳波計による前頭SSVEPと刺激色の検出」
    • 「筋電センサーを用いた動作特定の検証」

  • 第52回 日本臨床神経生理学会学術大会 2022年11月24日~26日
    • 「レビー小体病における認知の変動に関連する脳波変化について~パッチ式脳波計を用いて計測 した1例による検討~」
    • 「シート型脳波計による手工芸課題中の Fm θの測定と状態不安の解析」
    • 「認知症診断におけるシート型脳波計の応用」

 

2022年12月09日

「FLEX Japan 2022 カンファレンス」(12月14日開催)に当社代表が参加します

「第6回FLEX Japan 2022 カンファレンス」に当社代表取締役松原秀樹が登壇(講演およびパネルディスカッション参加)します。

<カンファレンス概要>
実装段階に入ったFHE(フレキシブルハイブリッドエレクトロニクス)の用途・市場拡大の仕組みづくりからSDGsへの貢献まで、FHE市場の本格化のための幅広い取り組みを、各分野の専門家を交えて議論します。

  • テーマ:フレキシブルデバイスの社会実装
  • 日時:2022年12月14日(水)13:30-16:30
  • 会場:東京ビッグサイト 会議棟605+606
  • 当社代表講演タイトル:メディカル分野におけるフレキシブルデバイスの可能性

詳細は以下URLを参照ください。
https://www.semiconjapan.org/jp/programs/flex-japan